さぎょうにっき

弦楽器の木工や金属加工

アーダーグラーベン

Adergraben(パーフリングの溝)を掘る作業に使っている道具と作業中のヴァイオリンです(現在2台目)。

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左から
・ナイフ(ヤスリより自作)
・シャープペンシル(ステッドラー)
・Adergrabenschneider/Einlagenmesser(溝の幅をけがくため、2枚の刃をパーフリングの幅に調整して使う道具。)
・ナイフ
・自作のSpanausheber(溝のそこをさらい、木片を取り除くための道具)


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先端はやはりこの作業での醍醐味といったところでしょうか。
ナイフで傷つけてしまった箇所がいくつもあり、また曲線が自然に流れていなかったり、自分の技術の未熟さが身にしみます。
特に美しい曲線というのを作るための視覚的経験、技術的訓練がまだまだ必要です。


今日はこのほかに自宅で製作するためのヴァイオリンのFormbrett(内型)の製作を進めました。
現在95%完成です。8月の頭から一ヵ月半弱の夏休みがあるので、どのくらい進められるか楽しみです。(そのときにもうひとつ違うモデルで型を作ろうとひそかに(?)もくろんでいます。

それでは