さぎょうにっき

弦楽器の木工や金属加工

ああだこうだ、ああだあぐらあべんしゅないだあ

作っていたパーフリングカッター、ようやく完成しました。写真が取れないので、お見せできませんが…。
お金に余裕ができしだい、カメラを購入したいです。

今日学校のHPを見たら、デザインが変更されていました。前よりも洗練されている気がします。
右上の日の丸をクリックすると、学校の概要が日本語で読めます。

お知らせのところを見ると、「管楽器製作科、まだ席が空いてますよ!」って毎ゼメスター表示されてる気がします。管楽器製作をば生業とせん!という人にとっては、狙い目かもしれませんね。今年から木管楽器製作科もあります。どうして全日制の弓製作科は作らないんだろう?と個人的には思います。元々Geigenbauschule、つまりヴァイオリン製作学校として設立されていますので。現在の正式名称は、全日制の方は Staatliche Berufsfachschule f?r Musikinstrumentenbau Mittenwald で、訳すと州立ミッテンヴァルト楽器製作専門学校です。しかしながら、実はこれでは元のドイツ語での名称から得られる情報を全ては得られません。というのも、ドイツの職業訓練のための学校にはBerufsfachschuleとBerufsschuleの2種類があり(他にもいろいろありますが詳しいことは知りません)、前者は(その段階で最低限)必要な技能や知識をすべて全日制で教授する学校であり、後者は普段弟子として企業で働いている人が、知識と技能を補足するためにある一定期間通うことが義務付けられている学校で、日本語では単語では(多分)完全に表現できないためです。それと、Staatlichという単語を州立と訳すべきなのか、国立と訳すべきなのか、という問題もあります。というのも、教育に関しては国ではなくそれぞれの連邦州が責任を負っているため、そもそも厳密には国立の学校はドイツには存在しない(はず)のですが、州立と訳すと「(国立の学校は別に存在するけれど)この学校は州立なんだ」という勘違いを生む可能性があるためです。Staatという言葉には、国家という意味もありますが(ドイツ連邦共和国の基本理念のうちのBundesstaat, Sozialstaat,Rechtsstaatのように)、例えばバイエルン州の名称は  Freistaat Bayern で、この場合は州と訳されます。ややこしいですね。日本国の中の伊勢国みたいなものでしょうか?(適当)

しかし今回のタイトルは、自分で作っておいてなんですが、ばかみたいなタイトルですね。


おわり