さぎょうにっき

弦楽器の木工や金属加工

06.12.2014

昨日は側板を曲げることしかできませんでした。

……

おかしい…。


今日は在外選挙の投票をするために、Münchenの領事館まで行きました。
前日に「ああ、この駅で降りて西の方に歩けば着くんだな。一回行ったことあるし大丈夫だろう、HAHAHA!」とネットで見て確認して、今日実際着いてみると、「あれ、どっち方面に出ればいいんだ?地図持ってないし、住所もおぼろげにしか覚えていない…」という状態で、僕が夏休みの宿題を8月31日にまだやっているような子供だったということは、このことからも、また今になってやっと就活しているという状態からも窺い知れることですが、それはどうでもいいです。就活もどうにかなりそうな気がしてきましたし。思い込みではないといいですが。まあ、これもどうでもいいです。いえ、どうでもよいわけではないですが。さてそんな状態で1時間はあっちへこっちへえっちらおっちらしていたわけですが、途中雨に打たれ、道を聞こうと中国人か韓国人と思われるおばさまに「すみません」と声をかけたら「なに、こいつ?」という風な顔で明らかに無視されたので(もしかしたらドイツ語が話せない方だったのかもしれませんが)、気を取り直して道を歩いているドイツ人のおじいさんに「すみません、日本の領事館ってどこかご存知ですか?」と尋ねたら、「領事館?んん、知らないけど飲み屋がそこにあるからそこで聞けばわかるかなあ?」「分かりましたありがとうございます。」「ああ、待って。何を探してるんだっけ?」「日本領事館です」「ここ右に行ったところに日本人の店が二件あるから、そこで聞いてみるといいよ」「なるほど、ありがとうございます」「いえいえ」という会話が発生して、一件目の店は閉まっているようだったので二件目のお店に入って出てきたドイツ人に聞くと、ここの階段降りて右に行った一番目か二番目の入り口だよ、ということで、ゴールは目と鼻の先でした。ということでドイツ人の親切さを実感しました。
その後さてまあ、無事に投票できました。関係ない話ですが、(建物の何階だったかに入っている)領事館から出るときにドアを間違えて「あれ、開かない?」となる確率が今のところ100パーセントをキープしていて、もしかしたら結構な数の人がこのトラップに引っ掛かっているのではないかと推測できるので、せめてドアに「Ausgang(出口)」と書いた紙を貼っていただけると大変ありがたいですが、金属探知機を通ってまっすぐに行けばいいだけなのにわざわざ左のドアを開けようとしてしまうのは実は僕の幼少期にドアに関する何らかの隠された過去があって、その時のことを脳が無意識下に思いだし「あの時、目の前のドアを選んでしまったから…」と悔やむがために左のドアを開けようとしてしまうから、ということは全然なく、ただ単にぼけっとしているからなので、他の人は正しいドアに何の迷いもなくスッと手を伸ばし颯爽と外に出て空を軽く見上げ、「雨がしとしとと、これはこれでまた趣があるな」、なんてことなんかも考えているかもしれないのです。
そんなことないですか。でしょうね。

教訓:ネットとプリンタを使おう。


…なんだこれ。