さぎょうにっき

弦楽器の木工や金属加工

Zulagen

本日の1品目

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家の作業での側板の接着のために、Zulagen(当て木)を作っています。

Mittelb?gel(C字部)のための当て木は、厚い合板2枚を張り合わせて作ることにしました。

これについては、あとはFormbrett(内型)と当て木が膠付け時に平行になるよう台形に切れば完成です。

ここの学校では側板を型に密着させるための当て木(写真右側)は使いませんが、今回の家での作業では使う方法を試してみようと思います。これも外側をきれいにして、長さをそろえたら完成です。

卒業するまでに学校ではヴァイオリン6台(5台だったかもしれません)とヴィオラ1台、あと自由選択で好きな楽器1台を白木の状態で完成させるので7,8台は少なくとも作るのですが、やはりやる気のある人はもっと家で作っているので、私も負けてられないなあと思います。

なので、冬休みはZargenkranz(側板の枠)を裏板側のFutterleisten(ライニング)が入った状態までもって行きたいと思います。

ちなみにあと一ヶ月程でドイツ生活一年目が終了です。おそろしいほど時間が速くすぎていきました。
ドイツ語は多少上達したかもしれません。が、まだまだです。そもそも人と話すという高等テクニックなんて日本語でだって持ち合わせていnaぐはぁっ。


本日の2品目

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美術の授業で練習しているUnziale(アンシャル体)という書体です。美術の授業はなかなか楽しいです。左下は眠たかったのか、疲れてたのか、2回も書き間違えています。小学生の頃の習字の時間に、うまく書けたと思ったら名前までお手本の通りに書いてしまったことが思い出されます。

ちなみにいまMittenwaldは、雪景色です。