07.02.2020
お客さんの対応や入荷した楽器のセットアップ、レンタル用の楽器のメンテナンス、弓の毛替えなどをしつつ、チェロの修理を続けています。
前にこの楽器を開けた人、パッチの整形時に豪快に表板に刃物を突き刺してます。
こちらも手前のパッチの右側に刺し傷が。傷のところに割れが発生していました。修理と破壊は紙一重?なので、自分も気をつけようと思いました。といっても、パッチの整形時は周りを傷つけないよう薄いベニヤやプラ板などで保護しているので、さすがにこんな刺し傷は作ったことないですが...。
パッチの下の割れが開いていたので、パッチを除去して接着しなおしました。
写真は、撮り忘れたのでないです。
あとバスバーの両端に膠が乗せてありました。剥がれませんように!という意思を感じさせますが、おまじない以上の意味はないと思います。後で除去しておきます。
話は変わって、弓の楔を作るときに毎回木材を割りますが、ナイフで割るのが個人的に嫌で、包丁を加工した道具を使っています。案外使い勝手がよく、気に入っています。だからどうしたという話ではありますが...。