さぎょうにっき

弦楽器の木工や金属加工

作業台

昨日Hobelbank(作業台)を部屋に運び入れました。今回卒業した生徒から150ユーロで譲り受けました。DICTUMとかULMIAとかが定番なのでしょうが、貧乏学生には不可能です。「とても古いタイプのようだが、大丈夫なのか、碇?」「ああ、問題ない」 

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とても味わいのある作業台です。引き出しは後から誰かが付け足したようです。 
現在整備中。 

向かって右側の万力↓
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開ける方向に回すとネジだけ外れるという残念な状態だったので、新しく木を足して外れないようにしています。この部分の補強もかねて、この上からもう一枚木を貼って、外側が同一平面になるようにしようと思います。後は鑿を突く板と、天板を貼ろうと思います。万力の穴は、右から2つ目くらいまであれば十分で、そのほかは邪魔になる気がしますし。

それと左側の万力も、元からこうなのかちょっと疑問です。 
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ところで作業台の奥にある溝って何のためにあるのでしょうか?鉋屑を溜めるところ?道具置き場? 
とくに必要ないように思うのですが・・・。どなたかこの溝の本来の目的をご存知であれば教えていただけませんでしょうか。 



この下は製作は関係ありません。 

今日は朝6時に起きて、知り合い(作業台を譲ってくれた人)の引越しの手伝いに行きました。彼はこの休暇が終わったらRegensburgにあるGoldfussという工房で働くことになっています。 

荷物を車に詰め終えた後、手伝いに来たみんなで朝ごはんを食べ、その後その知り合いは先に車で出発し、僕は残って彼の奥さんと話したり、お茶を頂いたり、彼の息子(たしか2ヶ月くらい)を見たりしてました。抱っこもさせてもらいました。多少役に立てたようで良かったです。赤ちゃんはかわいいですね。癒されます

遊びにおいで、といわれたので(というか来なきゃダメよ、と言われたので)いつかRegensburgにも一度行ってみたいものです。